テーブルはラグに収まるのに、座るとお尻が床にはみ出してしまう。床で過ごすためのラグは、家具が載る大きさだけでは決めにくいものです。
185×185cmで足りるかは、テーブルの大きさと、どの辺に座るかで変わります。200×200cmへ広げても、欲しい場所の余裕が十分に増えない場合があります。長方形も含めて、テーブルの外側に残る幅を比べてみましょう。
ここでは、リビングのローテーブルを囲んで床に座る場合を扱います。
座るのは長い辺の前だけ?短い辺の前も?
普段の位置にテーブルを置いて、家族がどこに座るかを思い浮かべてみてください。向かい合って長い辺の前に座るのか、短い辺の前にも座るのか。この違いで、広げたい方向が決まります。
床に座る配置について、ニッセンはテーブルからラグが60cm以上出る大きさを目安にしています。これは候補を絞るための目安。座布団や座椅子を置く人、足を伸ばしたい人は、自分が使う範囲も合わせて測ると選びやすくなります。ニッセンのラグサイズ案内
四方に座らないなら、すべての辺に同じ余裕を求める必要はありません。よく座る場所に広さを残す、と考えると候補が見えてきます。
120×60cmのテーブルなら、正方形と長方形でこう変わる
たとえば、天板が120×60cmの長方形テーブルを、ラグの中央に置く場合です。テーブルとラグの辺は平行にし、長方形ラグの長い辺をテーブルの120cmの方向へ合わせます。
| ラグの寸法 | 短い辺の前に残る幅・片側 | 長い辺の前に残る幅・片側 |
|---|---|---|
| 185×185cm | 32.5cm | 62.5cm |
| 200×200cm | 40cm | 70cm |
| 185×240cm | 60cm | 62.5cm |
| 200×250cm | 65cm | 70cm |
残る幅は「ラグの同じ方向の寸法から天板寸法を引き、2で割る」で計算しています。たとえば185×185cmの短い辺の前は、(185−120)÷2=32.5cm。ラグ寸法はニッセンのサイズ一覧にある例を使い、余白は計算したものです。実物を敷いた測定結果ではありません。
長い辺の前だけに座るなら、185×185cmでも片側62.5cm残ります。この範囲に普段の座り方が収まるなら、短い辺の前を広げるためだけに大きくする必要はありません。
短い辺の前にも座るなら、185×185cmでは32.5cm、200×200cmでも40cmです。先ほどの60cmという目安に合わせたい場合は、185×240cmや200×250cmのように、テーブルの長さ方向へ広がるラグが比較先になります。
185角から200角への変更は、一辺では15cm増えても、中央置きなら片側の増加は7.5cmです。「ひとつ大きいサイズ」より、足りない場所が何cm広がるかを見るほうが、自分の使い方に結び付きます。
ソファの下へ敷く分と、座る場所を重ねない
表は、ラグの中央にテーブルだけを置いた例です。ソファや収納家具がラグに載る場合、その部分まで床に座れる場所として数えることはできません。
SIEVEの公式案内でも、ソファの前に敷く場合と、ソファを載せて敷く場合を分けています。家具の下へ入れる配置では、ラグ全体の寸法に加えて、家具の手前にどこまで出るかが大切です。SIEVEの配置別サイズ案内
テーブルを片側へ寄せれば、反対側の余白を増やせます。ただし、寄せた側は同じだけ狭くなります。片側だけでくつろぐなら使える配置ですが、両側に座りたい場合の解決にはなりません。
購入前には、メジャーで候補の四隅の位置を確かめ、いつもの座布団や座椅子を置いてみると具体的です。座った範囲だけでなく、立ち上がって通る場所や収納の扉を開ける場所も、普段の家具配置のままで見ておきましょう。
大きなラグを置く余地がないなら、座る辺を絞る、テーブルの向きを変える、小さいテーブルへ替えるという選択肢もあります。
商品を探すときは、縦横をセットで見る
必要な範囲が分かったら、「185cm」だけでなく「185×185cm」「185×240cm」のように、両方の辺長をメモしておきます。長方形なら、長い辺をどちらへ向けるかも一緒に。
みつけモノの収納・インテリアでは、キーワードや価格から候補を探せます。「ラグ」で探し、商品名にある寸法を手掛かりにしたうえで、購入先の商品ページで選択中のサイズと価格を照合します。複数サイズが同じページに並んでいる場合は、最初に表示された価格を希望サイズの価格と思い込まないようにしましょう。
床に座るラグ選びで持っておきたいのは、部屋の畳数だけでなく「この辺に座るから、ここまで敷きたい」という寸法です。テーブルの周囲を測ったメモがあれば、正方形で足りるのか、長方形へ広げるのかを決めやすくなります。