使いたいフライパンが、重ねた鍋のいちばん下にある。夕食を作り始めるたびに上の道具をどかすのが面倒なら、立てる収納を考えてみてもよさそうです。買う前に見ておきたいのは、引き出しの幅と、フライパンや持ち手まで入れたときの高さ。ここが合えば、わが家に置けるかを具体的に考えられます。
今回は、山崎実業「シンク下 伸縮鍋蓋&フライパンスタンド タワー」(3840/3841)を例に、測る場所を順に見ていきます。対応するのは18〜30cmの鍋・鍋蓋・フライパンです。同じ直径でも深さや持ち手の形は違うので、手持ちの道具をそばに置いて読み進めてみてください。

本体の奥行は、持ち手置きの有無で違う
| 状態 | 幅×奥行×高さ |
|---|---|
| 持ち手置きを含まない | 45〜82×20×17.5cm |
| 持ち手置きを含む | 45〜82×25.5×17.5〜21cm |
出典:山崎実業公式「シンク下 伸縮鍋蓋&フライパンスタンド タワー」(2026年9月8日確認)。仕切り位置は3cm刻みで調整でき、内寸は1ピッチ2.5cm(仕切りパーツを含まず)、2ピッチ目から3cmずつ広がる案内です。
持ち手置きを使うなら、必要な奥行は20cmではなく25.5cmになります。「幅は入るのに、奥行が足りない」を避けるためにも、使いたい形でサイズを見ておきましょう。高さも表の数字だけでなく、立てた鍋や持ち手のいちばん高いところまで考えるのがポイントです。
採寸は「使える内寸」から始める
- 引き出しの内側の幅・奥行と、閉じたときに使える高さを測ります。
- 配管やレール、仕切りがある部分は、使える広さから外します。
- スタンドをどちら向きに置くか決めて、サイズを見比べます。
- 手持ちの道具を並べ、持ち手や鍋蓋のつまみがどこまで出るかも見ておきます。
シンク下は、手前が広くても奥に配管が出ていることがあります。メジャーを当てるのは、スタンドを実際に置きたい場所。引き出しの奥まで同じ広さだと思わず、レールや配管を避けて使える範囲を測りましょう。無理に押し込まなくても閉まる配置を目指したいですね。
仕切り間隔だけで「何本入る」と決めない
浅いフライパンの隣に深い鍋を置くなら、仕切りの幅もそれぞれに合わせたいところ。鍋蓋は、つまみが隣の道具に当たらない余裕が必要です。3cm刻みで動かせる仕切りを、何本入るかの計算だけで使わず、道具に合わせて広げるものと考えると分かりやすくなります。
全部をきれいに立てようとしなくても大丈夫です。まずは、毎日のように使うフライパンを取り出しやすい場所へ。出番の少ない鍋は別の場所に置くなど、よく使うものから居場所を決めていく方法もあります。
収納量と、取り出す手間は別に比べる
採寸した数字は、「入るか」を考えるためのもの。その次は、どの道具を取り出しやすくしたいかです。幅が収まることと、重ねた鍋をどかさずに取り出せることを分けて考えると、スタンドを置く意味がはっきりします。
立てて並べるには横幅を使うので、収納できる量が必ず増えるわけではありません。それでも、下のフライパンを出すために鍋を持ち上げるのが負担なら、取り出しやすさを優先する選び方はあります。今の収納でいちばん困っていることを思い浮かべてみましょう。
- よく使うフライパンが下に埋もれるなら、その一本をさっと取れる場所へ。
- 幅が足りなければ、立てる道具を絞ったり、別の置き場所を使ったりする方法も。
- 持ち手が上に当たりそうなら、道具を入れたときの高さをもう一度測りましょう。
収納のゴールは、道具を詰め込むことより、使いたいときに手に取れること。配置を決めたあとは、説明書に沿って組み立て、道具が安定して収まるように調整しましょう。
買う前に残しておきたいメモ
引き出しの使える内寸、フライパンの直径と深さ、長い持ち手、鍋蓋のつまみ。この4つをメモしておけば、商品ページを見ながら「ここは入りそう」「この部分はもう一度測ろう」と考えられます。フライパンスタンドの商品詳細で、サイズや組み立て方を見比べてみてください。
引き出しを開けるたびにタオルも気になるなら、タオルハンガーの高さの選び方もどうぞ。中の収納と外側の掛け場所を、いつもの動きに合わせて整えていきましょう。