「50mLの方がお得そう。でも、使い切れるだろうか」。美容液の容量で迷ったら、その商品の1回量と使用回数を、自分の使うペースに合わせて考えてみましょう。30mLだから一律に何か月分、とは決まりません。
初めてで減り方が分からないなら、小容量から始めると買う量を抑えられます。同じ商品を継続して使っているなら、これまでの消費日数を手掛かりに50mLなどの大きいサイズも比較できます。ただし、使い終えるまでの日数と、開封後に使える期間は別です。
30mLが何か月もつかは、その商品の使用回数で見る
例えば、コスメデコルテのリポソーム アドバンスト リペアセラムは、1回にポンプ2〜3回分を使う案内です。容量別の使用回数は、30mLで約50〜75回、50mLで約83〜125回。朝・夜に使う場合の目安として、30mLは約1か月、50mLは約1.5〜2か月と案内されています。メーカーの容量・使用回数の案内
これは、この製品の使い方に対応した数字です。別の美容液にも「30mLなら約1か月」と当てはめたり、どのポンプも1回で同じ量が出ると考えたりはできません。
気になる商品に使用回数の表示があれば、「使用回数÷1日に使う回数」で消費日数を見積もれます。量や頻度は商品の案内に沿って考え、長もちさせるために指定量を減らす前提にはしない方が、購入後の見通しを立てやすくなります。
初回と買い替えでは、容量を選ぶ手掛かりが違う
初回購入では、使用感に加えて、毎日の手入れに組み込めるかもまだ分かりません。30mLと50mLの二択なら、30mLから実際の減り方を確かめる方法があります。さらに小さいサイズが用意されていれば、それも比較対象です。
すでに使い続けている商品なら、開封日と使い終わった日が役に立ちます。同じ量・頻度で使い、30mLを無理なく使い切っているなら、大きいサイズを検討しやすくなります。買い足す頻度を減らしたいのか、一度の支出を抑えたいのかによっても、選び方は変わります。
夜だけ使う予定や、ほかの美容液と使い分ける予定なら、朝夜使用を前提とした月数より長く残ることがあります。自分の予定がメーカーの使用条件に合うかを確かめ、使用ペースが読めないうちは大容量へ急がなくてもよいでしょう。
「約30日分」と「開封後60日以内」は違う数字
ファンケルのコアエフェクターは、18mLで約30日分という使用日数と、開封後60日以内というフレッシュ期間を別々に案内しています。前者は量の目安、後者は開封後の扱いに関する条件です。コアエフェクターの商品詳細
使う回数を減らせば、計算上は長く残ります。それによって開封後の期間まで延びるわけではありません。また、この60日という条件は、ほかの美容液に共通する期限でもありません。
日本化粧品工業会も、開封した化粧品は早めに使い切り、直射日光や高温多湿、激しい温度変化を避けて保管するよう案内しています。化粧品の保管について
使い切るまで長くかかりそうなときは、小さい容量へ戻るか、予定している頻度を添えてメーカーに相談すると判断しやすくなります。使い切るために予定以上の回数を使うのではなく、いつもの手入れに合う量を選びましょう。
価格を比べる前に、容量と販売単位をそろえる
通販の商品名には、複数の容量や本体・付け替え、セット数がまとめて書かれていることがあります。表示された価格が、自分の選ぶ容量の価格とは限りません。
比べるのは、同じ製品の同じ販売条件です。30mLの本体と50mLの付け替え用、1本と複数本セットを混ぜると、支払う金額だけでは違いが分かりにくくなります。付け替え用なら、手持ちの容器に対応していることも購入条件になります。
製品と容量を絞ったら、みつけモノの商品検索で商品名から候補を探せます。購入先では、選択した容量・本体か付け替えか・届く本数をそろえて、価格と送料を見比べましょう。
初回は、自分のペースをつかめる量から。買い替えでは、前の1本を使い終えた日数から。容量を決める手掛かりができれば、大きい方がよさそうという迷いも整理しやすくなります。