みつけモノガイド / 条件から、暮らしを選ぶ

商品と暮らしの選び方

本棚の奥行25cm・30cmでA4ファイルは入る?内寸と置く向きで選ぶ

「A4対応」「奥行30cm」と書いてあれば、仕事のファイルも収まりそう。でも、選ぶ基準になるのは、置きたい向きにしたファイルの大きさと、本棚の有効内寸です。部屋に置けるかは外寸で、中身が入るかは内寸で考えると、買う前の迷いを整理できます。

奥行25cmで寸法上収まるファイルもあれば、30cmでは前へ出るファイルボックスもあります。「A4」という表示だけで同じ大きさと考えず、手持ちのものから確かめましょう。

商品の「奥行」と、棚の中で使える奥行を分ける

本棚の商品サイズは、収納部そのものの大きさとは限りません。背板や扉、棚の構造によって、実際に使える奥行は変わります。仕様欄では「収納内寸」「有効寸法」などの記載を探します。

棚板が動く本棚も、高さを自由に決められるとは限らないため、ファイルを置く段で必要な高さを作れるかが大切です。扉付きなら、扉を閉じた状態で干渉しない収納寸法まで見ておきたいところです。

ファイルの「幅」が、本棚では奥行になる

例えば、キングジムのA4タテ型ファイル2470Aは、高さ307mm・幅243mm・背幅116mm。背表紙を手前に向けて立てると、棚の奥行方向に使う寸法は243mmです。背幅116mmは、棚の横方向に並べたときの厚みに当たります。キングジム2470Aの仕様

本棚で確かめる寸法2470Aを背表紙が手前になる向きで置く場合
有効奥行ファイルの幅243mmと照合
棚板間の有効高さファイルの高さ307mmと照合
収納部の有効幅背幅116mmと、並べたい冊数を照合

この対応は、ほかの本やファイルを測るときにも使えます。机の上で実際に置きたい向きにして、前後・上下・左右を測ると取り違えにくくなります。カバーやケースを付けて使うなら、その状態で測った寸法を使います。

有効奥行25cmなら、どのくらい余る?

寸法の読み方を、実際の棚で見てみます。マルゲリータのSLF-1800-1800-EXは、最上段・最下段を除く収納部の有効寸法が幅325×奥行250×高さ335mmです。メーカーのサイズ・仕様

ここへ先ほどの2470Aを背表紙が手前になる向きで置くと、寸法差は奥行で250−243=7mm、高さで335−307=28mm。数値上は内寸に収まります。ただし、これは公表寸法同士の比較で、実際に出し入れを試した結果ではありません。

特に奥行の差は7mmです。別のファイルへ買い替える予定がある、厚いケースも一緒に置きたいという人は、その収納物も含めて比べる必要があります。一方、手持ちのファイルが収まり、出し入れにも支障がなければ、「A4だから30cm以上」と一律に深くする必要はありません。

ファイルボックスごと置くなら、箱の外寸で選び直す

書類をまとめるボックスを使う場合は、中のファイルではなく箱が基準になります。

無印良品の公式店舗記事で紹介されているA4用ファイルボックスには、約幅10×奥行32×高さ24cmのものがあります。この向きのまま全体を棚内へ収めるなら、有効奥行30cmでは2cm足りません。過去の掲載製品を使った寸法例なので、購入するボックスの仕様は改めて照合しましょう。無印良品の掲載例

ファイルだけを立てる人と、ボックスへまとめる人では、必要な本棚が変わります。棚を浅くしたいなら収納方法を変える、ボックスを使い続けたいならその外寸が収まる棚を探す。この順に考えると、奥行の候補を絞れます。

中身が決まったら、部屋に出る奥行を確かめる

必要な内寸が分かったら、本棚の外寸を置き場所へ当てはめます。壁際の巾木やコンセント、プラグが背面に当たる場合は、壁との間に残る空間も含めて考えます。床に本棚の前端の位置を仮に示すと、普段の通り道や扉と重なるかを見やすくなります。

背の高い本棚では、置ける高さに加え、組み立てて起こす空間とメーカー指定の転倒防止方法も購入前に確認します。必要な余白や固定方法は製品ごとに異なります。マルゲリータの設置に関するFAQ

候補を探すときは、「収納部の奥行と高さ」「本体を置ける幅・奥行・高さ」を別々にメモしておくと便利です。みつけモノの収納・インテリアカテゴリでは、キーワードや価格などで商品を探せます。気になる本棚が見つかったら、販売ページの内寸図とメモを照合するところから、わが家に収まる一台を絞っていきましょう。

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